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2015'04.02 (Thu)

カナダの障害者雇用支援 「ハローワーク」

カナダ(BC州)の障害者の雇用はどのような状況になっているのか?
就職活動中や失業中の障害者には どのような支援があるのか?

などなど。。。いろいろ気になったので、
Employment Service Centre(日本で言う「ハローワーク」)
に潜入取材をしてきました。

政府から委託されたNGO&NPO団体が運営。 
バンクーバー地区には5か所あります。

もちろん、誰でも利用OKというわけではなく、
無職、または、週に20時間以下のパート勤務者で就活中の人のみですヨ。

私が取材をしたのは、YWCAが運営しているセンター。
IMG_5465.jpg 

受付を通ると、パソコンがずら~~っと。
みなさん、真剣に仕事を探しています。
IMG_5592.jpg 

パソコン利用は、センター営業時間内なら時間制限なし。
人によっては、履歴書作成や仕事検索に一日中いるらしいです。
部屋には必ず就職アドバイザーがいるので、履歴書のチェックもしてくれます。

もちろん、ここでもバリアフリー。
車いす用が入れるように、机周りのスペースを広く確保。
パソコンの脇には、障害者向け雇用の情報が入ったファイルが。
IMG_5591.jpg 

奥に入ると、壁一面にジャンルごとに分けられたおススメ情報も。
IMG_5479.jpg 

電話が自由に使えるコーナーも設置。
仕事の詳細を確認したり、面接の約束を取り付けたりできます。
IMG_5478.jpg 

心温まるこんな部屋もあって、
失業者の心のケアが行われています。
IMG_5481.jpg 

こちらは、ワークショップの部屋。
IMG_5467.jpg 

壁にかかった絵画にこんな言葉を見つけました。
IMG_5470.jpg 

There is nothing wrong with you
あなたには何も悪い所はない

Try again, Fail again, Fail better 
やることなすこと、何もかもうまく行かなかったとしても、気にすることはない。
またやって、また失敗すればいい。前より上手に失敗すればいい。

サミュエルという劇作家の言葉だそうですが、
なんだか勇気づけられますね!!


毎月、就活に役立つ実践的ワークショップの中で、
私は、「Career Plannning Workshop」 に参加してきました。

キャリアプランニング・・・
直訳すると、「キャリアを計画する」わけなので、
当然、仕事を見つけていく秘訣や具体的な方法を教えてくれるんだろうな。。。
と思いきや?
ちょっと違っていました。

自分が歩んできたこれまでの人生を振り返って、
自分は、どういう人間なのか?
自分でも気が付いていない深層心理はどうなっているのか?
自分が思っている仕事は、本当に合っているのか?

などなど。。。自分の潜在意識に問いかけて、
本来の自分を探っていく作業のワークショップだったんですね!!

このワークショップ、以前は毎日通って3週間もあったそうですが、
政府の予算カットにともなって、
今ではこの部屋で一日4時間、5日コースになってしまいました。
それでも、全部無料なので有難いです。

内容をギューっと濃縮した感じではありましたが、
北米で認知されている性格心理テスト
(MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)に挑戦。

沢山の質問に答えていくと、
16のタイプうちどのタイプかを教えてくれます。
ここには1つだけ職業が書かれてますが、実際はもっと例が出てきます
Profiles MBTI 
Image:by Pro Action Coaching

カードを使って、自分の価値観の再認識をするテストも。
IMG_5476.jpg 

IMG_5474.jpg 

長年勤務してきた女性が、突然最近になってスランプに。
仕事への怠慢さが見られ、同僚からもクレームが来ている。
あなたがこの女性の上司だったら、どのような選択をするのか?

・・・といった話を聞いて、
クラスメートとディスカッションしたり、
自分の失敗談や成功話を発表したり、

初対面の人達を前に、個人的なことを話すのは勇気が要りましたが、
正直な自分を出すことで、「他人からどのように見られているのか」
客観的な判断もしてくれるのが、このワークショップの目的なんですよね。

そして、ワークショップ最終日までに、
適正する仕事の候補が3~4つに絞られるんです。

こういった内容のワークショップは、
障害者は対象になっていないのかな。。。と思ったら、
軽~中度の方々は参加されているそう。

自分の意思があるのに、言語障害があって表現ができない人は、
介助者と共に参加することも可能だそうですヨ。


そうそう。
こんな面白いエピソードがありました。

今回取材も兼ねていた私は、
それとな~く障害者にかかわるいろいろな質問をしていたんですね。
私は、単なる障害児の親で、自分への教育のために潜入取材をしていたんですけど、
講師から、「私は政府機関からのスパイ」だと勘違いされていたんです。

これは、実は、現実にある話。
たま~に、「あたかも仕事を探している普通の人」を装って、
障害者に対する配慮はどこまで行き届いているのか・・・
政府の担当スタッフが抜き打ち検査をするんだとか。

すごいな~
こんな調査もしているんだ~
日本にはそういうのってあるのかな。。。


私の自閉症情報サイト「たんぽっぽ」でも
成人後の生活/就職」というタイトルで 日本とカナダの障害者環境比較をしています。

さまざまなデーターを調べてみましたが、
お国は違えど、障害者を取り巻く環境は そんなに変わらない印象を受けました。
抜き打ち調査までやってくれているのに・・・

障害の内容や程度が重度になればなるほど
どうしても、出来る事が限られてきてしまうのが障害者。
現実は厳しいですね。

雇用を決めるにあたって、考慮すべき事が沢山あるは解るんですけど、
なんとか少しでも改善していってくれることを願うばかりです。


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