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2015'03.12 (Thu)

歯科手術その4 UBC病院 歯科手術本番!!

ついに、この日がやってきました。

数日前からスケジュールを見せて、
シツコイくらいに準備。
IMG_5338.jpg 

第一の関門は、前の晩から 『絶食』

歯とは言え、手術は手術。
のどが詰まって窒息しないように、
『絶食』 が必要なんですって。

このマークをスケジュールに入れて、
数日前から説明。
 water.jpg 

すると・・・朝、なんなくクリア。
普段摂っている食事も水も、
何も口に入れなくても外出してくれました。

車に乗って、Acute Care Unit に到着。
待合い室まではすんなりと入ってくれました。
IMG_5341.jpg 

手術前待合い室に移動して、問診&体調の最終チェック。
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なんと!血圧が普段は100前後なのに、184!?
IMG_5348.jpg 

相当、緊張していたんでしょうね。
あまり表情に表わさないので、そこまでとは想像してませんでした。

その後の体温チェック。
IMG_5349.jpg 

これは、事前に聞いてなかったなぁ。。。
練習していなかったので、断固拒否!

体温チェックしていないのに、
「まぁ、いいでしょう」ってことになって、
早速、睡眠薬が入ったジュースを。(そんなもんか?)
IMG_5344.jpg 

「人によって効果はそれぞれだけど、
30分もしたら、徐々に眠くなるから・・・」
と言われ、ひたすら待つ事に。

10分経過・・・
20分経過・・・

あれれ?まだ余裕ですね。
IMG_5351.jpg 

正式なガウンに着替えて、スタンバイ。
(着替えるのも事前に聞いてなかったので、悪戦苦闘
IMG_5355.jpg 

子守唄を歌ったり、毛布でくるんだり・・・
いろいろ寝かせようと精一杯の努力はしたものの、
30分経っても、何の効き目も見られません。

それを知ったドクターは、最終の全身麻酔処置に切り替えを判断。
手術室でガスマスクを当てることになりました。

えーーーー!?
そんなこと、事前に言われてなきゃ、無理でしょ~
事前に言っていたって、言うことを聞くかどうか。。。

15分ほど格闘して、ようやく息子を手術室へ誘導。

でも、ベッドの座る位置が悪かった。
ガスマスクの機械が届かず、
移動を促しても、息子従わず。。。 困りました。

想像以上に大勢の医師&看護師がいて、
想定外の状況にビックリしたんでしょうね。
(こんな感じで、私だって驚きました
7345216194_7f568745f5_m.jpg 
(Image:by Army Medicine CC BY-SA 2.0 JP)

みんなに囲まれて、何かされる
こういう雰囲気って、自閉っ子には敏感に分かっちゃうんですよね。

どうしようもないので、
もう一度、元の待合い室に戻って、
2杯目の睡眠薬が入ったジュースを飲ませることに。

いろいろと想定外な出来事があったものの、
まぁまぁここまでは、ハプニングとして語れる範囲。

でも、この後、信じられない光景が起こりました!

ジュースを飲ませたものの、
10分経っても、何の変化もありません。

ここまでで、もうすでに1時間半。
このままでは、手術予定時間が大幅にオーバー。

手術をする時間がなくなったら、
今回はキャンセルになってしまいます。

ドクター達は、しびれを切らして、
早急に息子を眠らせようと、
麻酔薬の入った注射器を片手にあらわれました。

「普通の注射ができるようだったら、
最初から歯の手術時に合わせて、血液検査は申込まない」

私は即座に説明。
でも、息子の気を他にそらせて、その隙に力づくで
・・・って思ったんでしょうね。

その場にいた沢山の医師&看護師が息子を取り囲み
気をそらす作戦開始。
10727851106_330a2d045f_m.jpg 
(Image:by DFAT photo library CC BY-SA 2.0 JP)

看護師の中には、
「ほら、見て。あれ、花だよ~。」って、
部屋の写真を指さしていた人も。
IMG_5352.jpg 

だから、何?(私の心の声 

案の定、息子は、なんの関心も示さず無視。
視線は、ドクターの注射器から離しません。

そりゃ、そうでしょう。

そうしているうちに、
ドクター達は息子を強制的に押さえつけ、
注射をしようと試み、私も手伝わされることに。

私は、もうこの時点でダメだと諦めてました。
こんな状況で、きちんとした手術ができるのか・・・疑問です。

無理矢理麻酔注射しようとする行為事態が、
もうすでに、危険極まりないですよね!!

挙げ句の果てに、
Mother is not strong enough 
(お母さんじゃ、力不足だ)

なんてヒソヒソ話すドクターもいて、
結構ショックでした。

事前に、「息子を力づくで押さえつける」なんて聞いてないし、
聞いていたとしても、
190cm近い大男の息子に力で勝てるわけがありません!
私に期待することがもう間違ってマス!!

結果、タイムオーバー。
今回の手術はキャンセルになりました。

それにしても、あまりにも酷い対応。
医療従事者が自閉症者に取る態度とは思えません。

途中で時間がなくなるかも・・・と思っていたら、
2杯目の睡眠薬入りジュースを飲ませなくても良かったんですよね。

「飲ませた後、突然眠気で倒れることがある」という危険性があるのに、
手術がキャンセルになったからといって、
待合い室を4時半で閉めなければいけないからといって、
私達を部屋から追い出すというのもどうかと。

今日の経験は、息子にとって 『恐怖』 でしかなかったでしょう。
トラウマになってしまったとしたら、
次回、病院に行く事さえも難しくなるかもしれません。

他の自閉症者も、息子と同じような扱いをしているのだとしたら、
それこそ大問題。

帰宅後早速、UBC病院の
「Nurse Care Co-ordinator」 と 「Patient Care Co-ordinator」に
状況報告&問題指摘するメールを送りました。

どうやら、私の次なる 『世直し』 運動の対象が決まったようです。


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00:04  |  医療/歯科検診/血液検査  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

大変でしたね。
家は以前、自閉症専門の歯医者という所に、わざわざ遠くまで出かけて行ってたんですが、結構そこは荒かったです。設備もスタッフも古くて、自閉症という専門の看板を掲げているから、何か、違った対応かと思ったけど、かえってマイナスの方が多かったです。今は、普通の歯科ですけど、子供が喜ぶような明るい歯医者です。息子は、色んな楽しい事があると思って、そこに行くのは抵抗が無くなりました。設備も最新で、麻酔もマシュマロの香りとかDVDの設備も充実してるし、スタッフも以前の自閉症専門の歯科の人達より温和でした。
なかなか、良い所を探すのが難しいですよね。
たまごん | 2015年03月23日(月) 10:30 | URL | コメント編集

★Re: タイトルなし

たまごんさん、

経験をシェアして下さって、ありがとうございます。「自閉症専門の歯医者」という所なのに、設備も対応も普通の歯科よりも悪かったなんて。。。ちょっとビックリです。それじゃ、「自閉症専門」って感じじゃないですよね。手術前、他の病院の歯医者さん達から「ここの大学病院のスタッフは、みんなプロで、自閉症者の扱いに慣れているから、何も心配しなくていいよ」と言われていたので、本当に何も心配なく、(でも、精一杯の準備だけはして)出かけて行ったのですが・・・結果があれで、ものすごく失望してしまいました。「問題ないよ」って言ってくれた他の病院の歯医者さん達は、「本当にそう思っている」のか、それとも、「実情を把握しているのに、患者さんには言えないからそう言っている」のか・・・疑問です。

UBCホスピタルは、カナダを代表する病院。個人病院ではないし、麻酔歯科手術ができる数少ない病院の一つなんです。このまま放置することは絶対に出来ないので、私の人生をかけて変えていかなければ。。と思っていますよ。

たまごんさんのお子さんは、別の良い歯医者さんに巡り会えてよかったですね!今のところ、うちの息子の次回の手術日は決まっていないのですが、今度こそ無事に手術が終わってくれることを祈るばかりです。(^^ゞ
JOJOママ | 2015年03月27日(金) 22:13 | URL | コメント編集

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