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2014'12.20 (Sat)

カナダの人達の素晴らしいところ

これまでこのブログで私は、さんざん
「カナダは・・・」と、文句ばかり言ってきました。
「カナダ人は・・・」と、悪口を言ってきました。

もちろん、全員ではないですよ。
個人的に親しいカナダ人の友人は、
本当にいい方達ばかりです。

約束を破ることもないし、
公言したことを責任を持って実行してくれるし、
大切な書類を失くされたこともないし、
ウソもつかれたこともありません。

でも、そういう方達は、
私が出会った全カナダ人のごく少数。
数値で表わしたら、多分、1割くらいかも。
それだけ貴重なんです。

私が人運がないのかな。。。

そんな思いを日々している私でも、
「いつも尊敬してやまないカナダ人の素晴らしい面」
がひとつあります。

その素晴らしさを再確認できた事が
今日、起こりました。

外出先から家に帰る途中、
息子とバスに乗ろうとしました。

「バス停でいくらか待ってから、バスが到着」
というのが、いつものパターン。

ところが、今日は
私達が横断歩道を渡っている時に
バスが走ってくるのが見えて、あわててダッーシュ!

息子もスムーズに、私の後から走って来てくれます。

寒い中、待たなくてよかった!
超ラッキ~~

なんて思っていたら・・・
あれ?なんで?

息子の動きが乗降口でピタッと、止まりました。
まるで、この写真の「この女性」のような感じで。
 8671172700_470ba7f7ae.jpg    
 Image:by Elvert Barnes CC BY-SA 2.0 JP

おいおい、バスの中の乗客もいるし、
私達の後にも乗客が並んでいるだよぉーー!!
動いてくれぇー! 息子よぉーーっ!

「バスに乗れ」
いつも使っているジェスチャーやってもダメ。

「1.2.3....」次の動作を促す
いつも使っている数える手法もダメ。

いつまで経っても乗車しない異常さに、
運転手も、周囲の乗客も、
好奇の目で、私達を凝視。

「もう、しょうがない。
このバスは諦めて、次のバスに乗ろう」

ドライバーに告げて、息子をバスから引き離そう
・・・としても、あぁぁ~~微動だにしない。

「とりあえず、私達の後ろで待ってくれている人達を
先に通して、バスの中で待ってもらおう」
・・・としても、やっぱりダメ。

息子はがっちり、ポジションを固めている。

あぁ。。。たぶん、いつもは待っているバス。
なのに、今回はいきなり来たから、
心の準備をしてなかったのかも。

だから、先日判明した「カタトニアの症状」が出たのかも。

本人も症状が突然出てしまって、
「なんとかしたい」と思っても、できないでいるのかも。
自分でもコントロールできない身体に苦しんでいるのかも。

私は、親だし、知識も得られたから、そう思えます。
でも、他人からみたら、大迷惑ですよね。

結局、15分くらい格闘して、
ようやく息子は乗ってくれました。

驚いたことに、沢山いた乗客のうち、誰一人、
私達に嫌みを言う人がいませんでした。

みんな温かく、根気強く、
息子が動くのを待っていてくれたんですよ!!!


これがカナダ人の凄いところ。 
シニアと障害者には、とても優しいのです。
バスの半分ものスペースが「優先席」になっていて、
必要な人が乗ってくると、パーッと席を譲ります。
居眠りなんてしようものなら、たたき起されます。

3696008206_bd0013d4b8_m.jpg 
Image:by novemberkilo CC BY-SA 2.0 JP

でも、うちの息子は、車椅子にも乗ってないし、
ダウン症のように顔に特徴が出る障害じゃない。
なのに、息子が乗車すると、
周囲の人達が素早く気がついて、席を空けてくれる。

もしも、これが日本だったら・・・
15分も出発時間が遅れてしまったとしたら、
どうなっていたんでしょう。

「障害者なんか、外に出すんじゃねーよ!」
日本に一時帰国した際に、誰だかしらないおっさんに、
こう電車で怒鳴られた経験を持つ私には、
想像するのが怖くなります。

待っていてくれたみなさん、
本当に、ありがとうございました!
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